kenmemo

IT企業で働く若手OLの自己研鑽記録

独学でネットワークスペシャリスト試験に合格した勉強法

こんばんは。

 

前回に引き続き今回もIPAの高度試験に合格した勉強法について書きたいと思います。

 

データベースもそうですが、今回記載するネットワークについても業務では全く触れたことのない分野でした。(合格した後も業務では使用していません、、、)

 

応用情報技術者試験を受験した時は午後の選択問題でネットワークだけは選択候補から外すくらい苦手意識を持っていました。

 

ただ、ネットワークの知識はどこで働いても必ず必要になると思い汎用的な知識をつけたいという思いから受験することにしました。

 

 

ネットワークスペシャリスト試験について知りたい方はIPAのホームページを見てください。

IPAホームページ:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html

 

受験時の状況

・受験は3年目の秋でネットワークスペシャリスト試験を受験するのは初めて

 

・3年目の春にデータベーススペシャリスト試験を合格しているので午前Ⅰは免除

 

・業務でネットワークに関わったことはない素人

 

はじめに書きましたがネットワークに対してとても苦手意識を持っていたため、応用情報技術者試験を受けるときも選択候補から外していて全く勉強していませんでした。

 

 

勉強法

 データベーススペシャリスト試験が終わってから、せっかくついた勉強習慣をなくしてしまうのももったいないとおもいGW明けくらいからネットワークに関する本を読み始めました。

 

今振り返ってみると、ネットワークに関する本は面白いものもありましたが正直試験合格に寄与したとは言い難いので最後のほうに参考程度に載せておきますね。

 

本を読んだ時間を除いてテキスト等できちんと勉強した総勉強時間は133時間でした。

 

使用したテキストは以下の2つです。

  

 

 1つ目の情報処理教科書はデータベーススペシャリスト試験の勉強でもお世話になったシリーズです。データベースと同様に過去問の丁寧な解説がついているので教科書を買っておけば過去問解説テキストを別に購入する必要はありません。

 

2つ目のネスぺの基礎力はネットワークスペシャリスト試験に出る知識の説明途中に1問1答形式の問題が入っているので、自分の知識の定着具合を確認するのに使用できました。勉強していて疑問に思う箇所ピンポイントで解説があり痒い所に手が届くようなテキストでした。

 

7月~8月頭頃

 

データベース同様に情報処理教科書の知識説明の章をひたすら読んでいました。データベースよりはるかに量が多かったのでノートにメモをすることははじめからあきらめていました。

 

ここでは書いてあることをきちんと理解できることが大切なのでよくわからないことがあったらネットで検索したり、同僚に質問したりして解決しました。

 

ネットで調べる際に特に参考になったサイトをはっておきます。

 

ネスぺイージス

https://www.infraexpert.com/info/netspecial1.html

 

ネットワークスペシャリスト-SE娘の剣-

http://nw.seeeko.com/

 

どちらもネットワークスペシャリスト試験を受験する人向けに知識をまとめたサイトになっているのでとても分かりやすかったです。2つ目のSE娘の剣はネスぺの基礎力を書かれた左門至峰さんの会社が運営しているサイトのようです。

 

 8月頭~9月頭

 

ここではとにかく午後Ⅰの過去問をひたすら解きました。

平日は2~3時間程度、休日は3~6時間程度勉強しました。

全く勉強できない日もたびたびありましたが基本的には本番まで同じペースでした。

 

初めは1問も解けない問題もあって心が折れかけましたが繰り返し解いていくうちにだんだん解けるようになってきます。

 

ただ、知識問題だけは最後まで完璧にならなかったです、、、

 

情報処理教科書の解説である程度は理解できましたが、わからない箇所はテキストに戻ったり先ほど紹介したサイトで調べたりしました。

 

また、問題がある程度解けるようになったらネスぺの基礎力で知識の抜け漏れがないかを確認しました。

 

9月頭~本番

 

データベース同様時間が取れるときは午後Ⅱの過去問、取れないときは午後Ⅰの解きなおしを行いました。

 

ネットワークはデータベースよりも問題のパターンも多く、内容も難しいため解説を読み込むのに時間がかかりました。午後Ⅱは解説確認も込みで1問2.5時間~3.5時間くらいかかりました。

 

また、このくらいの時期から午前Ⅱの勉強を以下のサイトで始めました。

 

ネットワークスペシャリストドットコム

https://www.nw-siken.com/

 

このサイトでひたすら過去問を答えを覚えてしまうくらい解けば午前Ⅱは大丈夫だと思います。

 

 

まとめ

午前Ⅱの勉強は「ネットワークスペシャリストドットコム」で過去問演習

 

午後の勉強は「情報処理教科書」で知識をつけて、過去問演習

必要に応じて「ネスぺの基礎力」で知識の確認

 

これで私は合格できました。

 

正直にいうとデータベースは受ける前からある程度受かるだろうという余裕がありましたが、ネットワークはあまり余裕がありませんでした。

 

実際に受けたときも手ごたえがなくて絶対に落ちたと思っていました。

受かったときは逆に納得いかなかったです。

 

勉強法がいまいちだったというよりは勉強時間、過去問演習量が足りてなかったためだと思います。余裕があれば過去問は2周以上解くことをおすすめします。

 

 

最後にネスぺの勉強を始めたときに読んだ面白かった本を紹介します。

 

 

この本はパケットの仕組みが詳細に記載されていてどうやって伝送されていくのか各層ごとに詳しく説明されています。パケットキャプチャを実際にするのはとても勉強になると思いますが、この本を読むだけでも勉強になりますし、詳しい仕組みが分かって面白く感じられると思います。

 

今回は以上です。

 

今年の4月向けに安全確保支援士の勉強をしていましたが、コロナの影響でなくなってしまったので資格に関する記事はしばらくかけないと思います。

 

次回以降は自己研鑽で勉強したことや読んだ本、仕事の話など書きたいと思います。