kenmemo

IT企業で働く若手OLの自己研鑽記録

独学でシステムアーキテクト試験に合格した勉強法

おはようございます。

前回の記事で少し話ましたが、今年の4月に受験した「システムアーキテクト試験」に合格しました。



なので今回はIPAの高度試験である「システムアーキテクト試験」の勉強法について書きたいと思います。



システムアーキテクト」試験がどういう試験かはIPAのホームページを見てください。
IPAホームページ:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html

ざっくりイメージは以下の一文にまとめられていると思います。


システム開発の上流工程を主導する立場で、豊富な業務知識に基づいて的確な分析を行い、業務ニーズに適した情報システムのグランドデザインを設計し完成に導く、上級エンジニアを目指す方に最適です。




受験時の状況


基盤担当なので非機能要件については多少知識がありましたが、業務要件のようなものは全く業務で関わることがない素人でした。(厳密にいうと非機能要件も性能チームが別にいたので少し関わる程度です。)



勉強法



勉強を始めたのは2月くらいですが、3月頭に引っ越ししたりしてかなりバタバタしてしまい結局まともに勉強し始めたのは3月中旬ですね、


勉強した時間は記録できていませんでしたが、大体30時間くらいかな。

これまで受験した「データベーススペシャリスト試験」や「ネットワークスペシャリスト試験」に比べるととっても少なくなってしまいました。

自分なりに理由を考えてみました。
1つ目は、午後Ⅰはあまり知識を問われる問題がなく、本文を読み込めば答えがわかるので初めから合格点近く取れたということ。

2つ目は、午後Ⅱが論文で正解がないこととどう勉強してよいか分からなかったこと。

だと思っています。


以前書いた記事を読んでくださっている方は分かると思いますが、私は暗記問題が非常に苦手です。一方でその場で考えてわかるような問題はある程度自信があります。(学生時代国語が得意だったからかな…?)

なので午後Ⅰは過去問を15問解いたか解かなかったくらいですが、解いた過去問も合格点が取れなかった問題は数問だったと思います。


論文については結局ほとんど書かないままぶっつけ本番となってしまいました。
多分、まじめにぶっ通しで書ききったことは一度もないと思います。

テキストの回答例を読んで型を理解して、イメージをつかむために2問くらい写経しました。

あとは自身の業務紹介の部分(午後Ⅱの問題でいうと(1)の部分)を例題の型に合わせて書いてみるくらいです。自身の業務紹介を型に合わせて書いてみるのはかなり効果があったと思っています。

本番も書いた内容をなんとなく思い出しながら書きました。

正直論文については勉強してなさすぎて受けに行くか悩むレベルでした。書いたことがなければ添削してもらったこともなかったので自分のレベルがわからなかったことも原因ですね。



私が勉強で使用したテキストはこちらです。



ちなみに午前Ⅱはいつも使っているドットコムサイトがなかったのでこちらで勉強しました。

ids.information.jp



こちらには解説が特についていないのでわからない問題は都度ググって解決していました。

まとめ

午前Ⅱはwebサイトで問題演習しながら必要に応じてググって疑問解決。(試験前1週間くらい)


午後Ⅰは過去問を15問くらい演習


午後Ⅱは例題で回答の型を覚えて2回程度写経、(1)は回答例に合わせて自分の業務内容を書いてみる


これで私は合格できました。



上でも書きましたが今回は全然勉強できていなかったこともあり、受験しに行くかかなり悩むレベルでした。

実際に問題を解いてみたら午前Ⅱ、午後Ⅰはある程度溶けた感触があったので通過していると思いましたが、午後Ⅱは時間配分がわからず(3)は最低文字数に届いていなかった自信があります。また、業務系の内容を求められているにも関わらず基盤系の内容を書いてしまったと思っていたので100%落ちたと思いました。

なので合格発表の日も特に意識しておらず、友達に聞かれて思い出して合否確認をしました。


まさか受かっているとは思いませんでしたが、今回の勉強時間で受かったのは自分が向いている試験内容だったからかなあと思っています。


本来であれば論文を通して書くこと、人に見てもらうことは非常に大事だと思います。

次回私も論文試験を受ける際は添削をしてもらうようにしようかなと思っています。



今回は以上です。


現在はWebアプリのClothesを開発中なのでそれについて書こうと思います。